II. ファイリングの実際

その前に:

  患者のさまざまなデータをファイリングする前に、患者のIDなど基本情報を入力する必要があります。ダイナミクスだとカルテ表紙の「send ID」ボタンをクリックするだけでOKです。またレセコンからの患者情報の取り込みは以下のようにします。

患者データを以下のフォーマット(カンマ区切りのテキストファイル)で、
name.csv という名前で保存し、public_html\data\name.csv にコピーしてください。

ID ,なまえのよみ,名 前,生年月日,患 者 住 所,性別,予備,注意事項,

(例)

1,やまだゆきお,橋幸雄,1945/8/2,広島市牛田東-8,男性,予備,注意事項,
2,やまだみほ,山田美穂,1922/8/2,広島市牛田南-8,女性,予備,注意事項,


1) ID(必須項目): IDの抜けはかまいませんが、ダブっているとだめです。
2) なまえ(必須項目): ひらかな、あるいは、カタカナです。
3) 名前(必須項目):漢字の名前
4) 生年月日: 西暦で記載。年/月/日/ の間はスラッシュ(/)で区切る
5) 住所:(電話番号でも、なんでも結構です。)
6) 性別: (男性、女性)という記載方法
7) 不用
8) 不用

必須項目は、ID,名前とその読みです。

name.csv を保存後、RS_Baseの下部のメニュー、モID関連づけモ検査全体をクリックしてください。登録済みの検査に名前が記入されます。

手入力の場合はtop画面左上の「患者登録」ボタンをクリックして入力してください。なお、基本情報画面下の患者住所初期値に頻用する住所(例えば○○市など)をあらかじめ入力しておくと、患者登録時に患者住所欄の最初に○○市が現れます。

1.【検査データ取込みの設定方法

少なくともI. 8-2 a) − u)の設定を完了してください。以下に繰り返しになりますが簡単に述べます。

1)まずRS_Base を立ち上げます。
2)最上段メニュー右の [基本情報] をクリックします。
3)下の方の検査項目の取り込みの詳細設定へ(click here) をクリックします
4)検査日 − 検査値 に 1 から 11 まで順番に入れます。
 (初期値は、広島市医師会検査センターのものです)
5)検査センターのデータの性別表現、等が、どのように記載されているか入力します。
6)データファイルの"取込みファイル拡張子"を入力します(大小文字も区別)
(最後の項目が、txt となっていますが、読み込みファイル拡張子がcsv だと そのように変更します。)
7)決定のボタンを押します。

次に、データを読み込むディレクトリーを指定します。
8)最上段メニュー右の [基本情報] をクリックします。
9)フォーマットに合ったlaboデータをダウンロードするディレクトリーを指定し、[決__定]を押します。(FD ならば A: を指定)

以上で設定は終了です。

以上の設定で、RS_Baseのトップメニュー4段目の右に[labo読込]という
リンクが表示されますので、10)で指定したディレクトリーにRS_Base用のフォーマットのデータを置き、[labo読込]をクリックすれば、データはRS_Baseにファイリングされます。

ちなみに、
c:\Users\rsn\public_html\labo に各患者のデータとしてファイルが作られます
c:\Users\rsn\public_html\labo_o にファイリング前のオリジナルデータが
バックアップされています。

尚、正式にファイリングを開始する場合は、
pubulic_html\labo (ファイリング後の血液データ)
pubulic_html\labo_o (ファイリング前の血液データ)
の内容を削除してから開始してください

血液データの見方は [血液(ID)]の横にIDを入力して、Enterを押せばデータが表示されます。尚、webブラウザは、IE必須です。

また、印刷時には、ページ設定で、ヘッダ、フッダは空白にしてください。

2.【データの手動入力

院内検査データや他の検査機関のデータなどを入力し、保存するとき、以下のようにします。一度1)の設定をしてしまえばその後は2)から行います。

1)Top画面の3段目右にある(血入力)ボタンをクリック、次の画面の黄色の(検査項目の追加、変更はこちら)をクリックし、項目設定を行います。これは自動取り込みの項目と同じ名称にして正常値も自動取り込みのものと同じに入力すると、データ表示は、自動取り込みのデータと同じように表示されます。設定したら「以下の項目を登録します」ボタンをクリック、「(ID)検査データ入力」をクリックしデータの入力を行います。

2)日付、ID、性別を入力し、データを入力します。

3.MOからの画像とりこみ

一度I. 8-2 j)で設定しているので繰り返しになりますが、もう一度説明しますと、PC上でのMOのドライブが E だとします。まず、基本情報画面をひらき(b)の「その他の画像を取り込むドライブ」 に E を入力します。つぎにその後ろの モディレクトリー名(必要なら)モに、Im1やCLINICなどと入力します。

以上の設定は一度だけで結構です。

実際のファイリング方法ですが、RS_Baseのトップ画面で

1)検査名(心エコー、腹部エコー 等)を選択
2)IDを入力
3)(b)にチェックを入れる。(a)のチェックははずさなくて結構です)
4)検査登録ボタンを押す。

以上で、セットアップで、(b)に登録されたディレクトリーからファイリングされます。また上記操作で、MO内の画像は消去されます。

また心エコー、腹部エコー以外の画像をMOから取り込む場合には、はじめに「基本情報」画面の左上の「検査項目」ボタンを押し、希望する検査名を入力します。考えられる検査名をあらかじめ入力してもいいですし、必要時に入力してもかまいませんが、いくつかファイリングしたあとで検査名を変更すると、その検査名では以前のものはみることが出来ません。



もし、エコーと胃カメラの検査を一気に、しかも同じMOにファイリングしたのであれば、

1)まずは、胃内視鏡として、内視鏡&エコーの画像すべてを一旦、ファイリングする
2)年齢のところをクリックして、ファイリング画像を表示させ、エコーの画像を c:\gazou に移動する。
3)IDを入力し、腹部エコーを選択し、c:\gazou の画像をファイリングする

以上、1−3の手順になります。



従いまして、MOでの検査の管理、ファイリングの手間を考えますと、
検査種ごとに、MOを変えていただくのが一番いいかと思います

4.【日立デジタイザーCP−X150からの画像取り込み

CP-X150の初期設定 (Windows2000の場合)
C:\Users\rsn\public_html\hitachi2000\EZCPX.exe を起動します。
 1)設定ボタンをクリックします。
 2)画像の保存先と形式をRS_Baseのデータ読み込みディレクトリー(a)(初期値 C:\gazou)
  を指定します。
 3)JPG 圧縮率 75を選択。
 4)ファイル名を ID+番号+日付+その他 を選択
 5)画像入力保存操作は、1)、2)を好みで選択
6)終了確認 を非表示 を選択


レントゲンの実際の取込み方法
1)RS_Baseのトップメニューの モデジタイザーモをクリックします。
2)IDのところに患者IDを入力
3)その他のところに、検査番号(次項参照)を入力します。
4)取込みボタンを押します。
5)終了ボタンを押します。

以上の操作でRS_Baseへのファイリングが完了します。
フィルムの取り込み時間が 8秒、RS_Baseへのファイリング時間が3-5秒
程度でしょうか。

万が一検査番号を間違えても、ファイリング後検査名を変更可能です。



検査番号に関して:
RS_Baseトップメニューの、デジタイザー の横の ?? をクリックします。
表示された検査登録画面で、デジタイザーで読み込む検査名を登録します。
上述 3)その他のところに、検査番号を入力します。 
の操作で、番号0は省略可能ですので、最も高頻度な検査(内科では胸部写真)
を0番に設定してください。


デジタイズ時、ID の入力を忘れた場合は、C:\gazou にレントゲン画像が
保存されますので、その画像は通常の方法でファイリング出来ます。


RS_Baseで画像を表示させるためには、17インチ以上のSXGAの液晶をお勧めします。

その場合、windowsフォントをモ大きいフォントモに指定して
ダイナミクスを使用します。


追加:デジタイザーの読込項目を追加する場合は、Top画面、上の[デジタイザ[???]の[???]をクリックして項目名を入力します。(基本情報画面から「CPX150読込項目」をクリックしても入力できます。)項目入力の際に.たとえば(CTA/CTAP)とせずにCTAとCTAP)などとし、/ は用いないでください。(日付の変更ができなくなります)  最後...「日立デジタイザーCP-X150の読込み設定」ボタンをクリックします。

デジタイザーがどんなものかは、デモしてもらえると思います。接続はSCSIカードで、ADAPTEC が好ましいとのことです。

また後日のレントゲン取り込みで、取り込み画像の日付を変更したいときはトップ画面の連'(変更)(左から2番目の番号の欄)の所を押して、日付を変更してください。RS_Baseは当日の検査登録に最適化してありますので、過去の検査の登録には少しだけ手順が加わります。

5.画像の手動入力

手動ファイリングの基本動作

1) c:\gazou にファイリングした画像を入れる。(jpeg画像のみです)
2)RS_Base の トップ画面で、赤枠の当該患者のIDを入力、その右の ボタンを押して当該検査名を選択し、検査登録ボタンを押して登録します。その際IDの左横(a)だけにチェックがあるはずです。

以上で、一般画像がファイリングされます。
登録された検査の、検査名をクリックすると、web ブラウザで、日付のところをクリックすると、画像ソフトで開きます。



通常は、対応機器によって、ワンクリックにてファイリング可能です。

なお不要な画像が入った場合は、年齢のところをクリックしますと、画像をファイリングしているホルダーが開きますので、いらないファイルを選んで削除してください。

また、たとえば腹部エコーの検査だけを登録して、後から画像をファイリングする場合は、c:\gazou に 腹部エコーのjpg画像を置く。つぎにファイリングしたい検査(この場合、登録済みの腹部エコー)の患者名漢字の部分をクリックすると、その検査に、c:\gazou 内のファイルが、ファイリングされます。

6.IEによる画像比較表示

RS_Baseで検査名をクリックし画像を表示させた場合、胸部写真であれば、前回、前々回など、過去6枚の写真を比較表示しますので、胸部写真を1年以上ファイリングされている先生は、それを体感していただいていると思いますが(数人しかおられないかな?)、これは、胸部写真の場合だけ比較表示をするという訳ではなく、プログラム的には、その検査にファイリングされている画像が、2枚以下の場合だと、過去の同種の検査の画像を検索し比較表示するという機能です。

よって、腹部写真などもその対象になりますし、胸部写真でも正面、側面、第1斜位、第2斜位と4枚をファイリングすると、以前の画像との比較表示にはなりません。

7.画質の調整

たとえば取り込んだ画像(胸部XPなど)の画質を調整する場合、
1) Top画面の該当する検査の「画質調整」ボタンをクリックし、IrfanViewで画像を表示させます。
2) 「画像(I)」から「色調補正」を開きγ値を調整します。たとえばアンダー気味であればガンマ値を小さくし、オーバー気味であれば大きくします。その他カラーバランス、コントラストも調整できます。
3) 調整後、「OK」ボタンをクリック、「ファイル」で上書き保存します。この調整により、原本より見やすい画像になることがあります。

8.コンパクトフラッシュからRS_Baseへのファイリング方法

1)コンパクトフラッシュをPCにセットした時のドライブ名とコンパクトフラッシュ内の画像があるディレクトリーをRS_Baseのセットアップ内で"画像ファイリング元ディレクトリー"(b) に指定します。

あとは、ID入力、検査名選択、読み込み先を(b)にチェックして検査登録 ボタンでファイリングします。

この場合、一人の患者さんが画像を撮るたびに、ファイリングする必要があります。


2)コンパクトフラッシュの中のファイリングしたい画像を、ご自分で 選択し、c:\gazou にコピーします。
次に、ID入力、検査名選択、読み込み先を(a)にチェックして検査登録 ボタンでファイリングします。

   
尚、1)でファイリングする場合、jpg画像以外の管理がある場合がありますので、そのファイルの拡張子を、RS_Base内の、"読み込まない拡張子"で指定しておいた方がよろしいでしょう。


9.DF-50M をお持ちの場合(必ず読んでください)

一度、DF-50M(Fujinonの内視鏡保存MOドライブ)からファイリングしたものを削除し、これを再度ファイリングする方法ですが。

まず、DF-50M のファイル構造は、MOドライブ内に、ID名でホルダーが作成され、その中にお連続番号が付いたファイル名で、jpg 画像が保存されていきます。
同じ患者さんで新たな検査が行われた場合も、同様のIDホルダー内に前回の検査の続き番号で保存されて行きます。


よって、再ファイリングするのに一番簡単な方法は、
検査した患者さんのID番号をMO内で探して、その中のファイルの日付、時間 などから、ファイリングしたい画像を探し、それを c:\gazou にコピーし、通常の手法でファイリングする、という方法です。


私でも、上述の方法を選択します。


で、さらに、RS_Baseに自動取り込みをする方法をご説明いたしますとRS_BaseはMO内に、RSNBase という管理ホルダーを作成いたします。

その中に、各ID患者さんのファイル名のファイルが作成されますが、そのファイルには、どの番号のjpg までファイリングされたかの数字が記載されております。
よって、一度ファイリングをいたしますと、内視鏡画像はファイリング済みと判断されますので、再度ファイリングはされません。
各ID名ファイルの "どの番号のjpg までファイリングされたかの数字"を変更すれば、再度自動ファイリングが行われますが、このあたりは上記の説明でわかる先生のみ挑戦されてみたらいいと思います。
(RSNBase のホルダーを削除すると、すべてが再ファイリングされます)


10.患者さんの写真、あるいは保険証などのファイリング

(保険証のコピーはいけないとのことですが)

【登録方法】
まず、検査項目に"個人情報"を登録してください。

個人情報へのファイル登録
1)ファイリングしたいファイルをc:\gazou に入れる。
2)RS_Baseのトップ画面で、IDを入力、検査で個人情報を選択し
  検査登録ボタンを押します。

以上で、サーバーのpubulic_html\kojin_file\ID  のホルダーに
そのままのファイル名でファイリングされます。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

各患者さんの個人情報ホルダーを開く方法
○RS_Baseのトップ画面で、該当患者の"再検"(12月後等)をクリック
○患者表示画面(患者表示ボタンを押す)で、該当患者のIDの部分をクリック
○血液画面にある"個人ホルダー"のリンクをクリック

登録するものは、患者さんの写真、保険証、など、ほとんど変化しない情報ファイルでしょうか。ま、ご自由にお使いください。

ダイナの薬歴を、PDFファイルにして保存、あるいは画面コピーして個人情報ホルダーに保存して見る、ということも考えましたが、面倒でしそうにありません。

やはり、ダイナの薬歴画面に、RS_Baseの血液データ表示ボタンを追加して画面を切り替えて表示するのが、現実的でしょうか??

11.血液検査のグラフのセット作

【方法】
1) どなたかの血液検査を表示させます。
2) セットグラフ という、背景が黄色の部分をクリックして、グラフ作成のセットを作ってください(6セットまで可)。
例)http://www.zenryoku.com/file/temp/g_set.jpg

セットを作ると、患者さんの検査データテーブルの上にグラフセットメニューがでますので、そこをクリックしてください。

注)
今まで、検査項目のリストを作成されておらず、選択肢として検査項目が表示されない場合は"検査項目リストの更新はこちら(時間がかかります)" をクリックしてください。

12.画像ファイルにスケッチを追加する場合

たとえば、内視鏡をファイリング画像に、手書きのスケッチを追加したいなど。

RS_Baseのトップメニューの上から6段目に、描画、add というところがあります。
まず、この add のところをクリックして表示されるホルダーにスケッチの元になる画像を入れます。画像ファイルは、ファイル名は
英数字で、拡張子は jpg (小文字)としてください。たとえば、
^^^^^^^ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
http://www.zenryoku.com/file/picture.exe 内の jpg 画像を
デモ画像として入れてみてください。(役にたたないデモ画像ですが)

ここからが通常の操作となりますが。


1)検査名のところをクリックして、IEで画像を表示させる。
2)【登録画像で描画】 というメニューが追加されておりますので、
  それをクリックします。
3)add 内に登録した画像のどれで描画を開始するかを選択する
  メニューになりますので、どれかを選択します。
4)選択すると、その画像でPixia が立ち上がり、描画して
  閉じれば、画像が登録されています。
(Pixia は 環境設定で、アンドゥが10回までできますので、
 何とか、描画できますでしょうか??)


13. スケッチのみをファイリングする場合

スケッチだけをファイリングしたい場合は、RS_Baseのトップメニューの描画の横にIDを入力してクリックすると、上述 13. 2) の状態になりますので、4)まで行えば、画像のファイリングが スケッチという検査項目でなされます。
この描画は、ダイナのリンクバーからも可能です。
ただ、実際の診療での頻回なスケッチには、検査数の問題から不向きのように思いますし、やはり毎日の診療に使うスケッチは所見と同じデータベースソフトにあった方がいいだろうと思います。

14. うつ病の問診(SRQ-Dの問診)

まず、RS_Baseトップ画面[基本情報]をクリック、[検査項目]ボタンをクリックし、検査項目に "SRQ-D" を登録します。一番下の[検査項目変更]ボタンをクリックします。
トップ画面にもどりますので以下の操作を 

1)患者IDを入力、その右の ボタンを押してSRQ-Dを選択し、検査登録ボタンを押して登録します。
2)日付のところをクリックして、問診で該当するところをチェックし決_定を押します。上のGo Back To RS_Baseをクリックしてトップ画面へ戻ります。
3)結果閲覧は、SRQ-D という検査項目のところをクリックします。


   (坂元秀実@大阪 先生のコメントです)
SRQ−Dは忙しい内科の先生がうつを見落とさないためのツールと考えます。
ですから、正常かうつの可能性があるかの2分でよく、うつの可能性があると出たときは、少しそれを意識して面接して診断するという使われ方ではないでしょうか。

15. 75gOGTT手動での入

まず、RS_Baseトップ画面[基本情報]をクリック、[検査項目]ボタンをクリックし、検査項目に "75gOGTT " を登録します。一番下の[検査項目変更]ボタンをクリックします。トップ画面にもどりますので以下の操作を

1) RS_Base の トップ画面で、当該患者のIDを入力、その右の ボタンを押して75gOGTTを選択し、検査登録ボタンを押して登録します。
  (c:\gazou には何もファイルを入れなくて結構です)

2)データの入力は、その患者の75gOGTTの日付のところをクリックします。
血糖、尿糖、IRI の検査入力画面になりますので、データを入力して [決定]を押します。
上のGo Back To RS_Baseをクリックしてトップ画面へ戻ります
以上で、登録は終わりです。

ID のところをクリックすると、75gOGTTのグラフが表示されます。
検査名の所をクリックすると、テーブル表示となります。
日付の所をクリックするとデータの変更画面となります。
また診断1の欄に評価が表示されます。

16. 更年期問診

まず、RS_Baseトップ画面[基本情報]をクリック、[検査項目]ボタンをクリックし、検査項目に "更年期問診" を登録します。一番下の[検査項目変更]ボタンをクリックします。
トップ画面にもどりますので以下の操作を

1) RS_Base の トップ画面で、当該患者のIDを入力、その右の ボタンを押して更年期問診を選択し、検査登録ボタンを押して登録します。

2)日付のところをクリックして、問診を記入した後、決定 を押します。上のGo Back To RS_Baseをクリックしてトップ画面へ戻ります。 
 
3)結果は、更年期問診 という検査結果をクリックすれば表示されます。

[例]

長期的対応(精査)
中期的対応
生活指導(薬物)
生活指導
問題なし

17. 長谷川式簡易知能評価スケール (HDS-R)

まず、RS_Baseトップ画面[基本情報]をクリック、[検査項目]ボタンをクリックし、検査項目に " HDS-R " を登録します。一番下の[検査項目変更]ボタンをクリックします。
トップ画面にもどりますので以下の操作を


1)登録された日付のところをクリックすると、点数が入力できます。
一応、入力画面の下に、5つの小物の写真を表示させました。
写真は、各クライアントの public_html\HDS.JPG ですので、必要であれば、ご変更ください。
 (実際にPCでそのまま長谷川式をする場合はないかもしれませんが)

点数を入力し、決_定を押すと、診断1のところに点数が入ります。

18. 前立腺問診

まず、RS_Baseトップ画面[基本情報]をクリック、[検査項目]ボタンをクリックし、検査項目に "前立腺問診" を登録します。一番下の[検査項目変更]ボタンをクリックします。
トップ画面にもどりますので以下の操作を 

1)患者IDを入力、その右の ボタンを押して前立腺問診を選択し、検査登録ボタンを押して登録します。

2)日付のところをクリックして、問診で該当するところをチェックし決_定を押します。上のGo Back To RS_Baseをクリックしてトップ画面へ戻ります。

3)結果閲覧は、前立腺問診 という検査項目のところをクリックします。診断も自
動的に表示されます

19. 当院検診

設定、入力の詳細はV. 検診 (P-)で詳しく説明します。参照ください。
検診レポートの特徴は以下の通りです。


【検診レポートの特徴】
1)検診内容は、会社の法定検診程度の項目
2)レポートは2年分のデータ表示
  (単年度表示は今のところ面倒で作っておりません)
3)血液データはRS_Baseにファイリングしてあるものから
  自動参照(手動入力も可)
4)胸部レントゲンもレポートに自動参照、表示
 (胸部レントゲンも2年分表示、非表示も可能)
5)検診データの一覧をCSVファイルとして出力
  データは、日付、期間、会社名で指定可能。
6)検診者を選択表示し、検診データの一括印刷可能。
7)BMI、LDLは他のデータから計算
8)前回検診の身長データを自動参照lkjkj

20. 履歴書

履歴書は一度書いておくとずっと?使えるので作成しました。

入力方法

1)検査項目に "履歴書"を登録
2)他の検査と同様に、IDを入力し、履歴書 という検査で登録
3)日付のところをクリックして必要事項を入力→決定

以上で、トップ画面に登録した検査、履歴書 というところを
クリックすると履歴書が表示されます。

21. 血圧データのファイリング

ダイナとの連携の項を参照してください。 
    

22. 二つの異なるデータを結合したグラフの作成

1)同じ検査名の項目はグラフでデータが連結されます。
2)異なる項目でも、指定すればデータを連結できます。

【方法】
1)どなたかの検査データを表示させます。データ結合 というリンクがありますのでクリックします。

同一データを一つのグラフに表示する を on にすると、2個の同じ検査項目が同一グラフとして表示されます。
グラフの指定は、一方の検査を指定します。(両方を指定するとだめです)

2)異なる検査データを連結する。

同一データを一つのグラフに表示する を on にする。

異なるデータを同一グラフにする のところでどの検査とどの検査を同一グラフにするか指定します。

指定した2つの検査で、同じ日に両方の検査データがある場合は、検査テーブルで表示されている、後の方のデータが優先されます。

 グラフ指定は、両方の検査を指定します。片方ですと、片方のみの データが表示されます。

異なるグラフの結合を行った場合、グラフ数は2個とカウントされます。
グラフ数は最大5個で、実際3個以上のグラフはわかりにくいですので、実際的には問題ないでしょう。

23. 照射録

あらかじめ登録したレントゲン検査で、レントゲン照射録が自動作成されます。

使い方:


基本情報 → 照射録 で 検査と条件などを入力します。
たとえば
検査名 フィルム 機器名
胸部写真 大角(正面X1) 日立透視台
   
内容1   内容2
距離:(200cm):管電圧(120kV):管電流(100mA)   空欄

内容1−3 は記載内容を照射録にそのまま記載することにより、自由度を優先させました。
   
照射録を作成するon:にすると自動的に照射録が作成され
off だと、今まで通り照射録は作成されません。
   
医師名を入れるon にすると、医師名が照射録に記載されます。
off にすると医師名は空白で、手書きにしたい場合選択します。

後は、登楼されている検査名の検査をRS_Baseに登録、または画像
ファイリングすれば自動的に、ファイリングホルダーに照射録が出来ます。


照射録の内容の変更:
連番(変更)のところをクリックすると、そこで変更可能です。
検査日、検査名などを変更すると自動的に、照射録の内容も変わります。

照射録は、年齢のところをクリックすると、X_RAY.html というファイルが
ありますので、それをクリックすると表示されます。

照射録の一括印刷:
一覧 ボタンの 横で、照射録 を選択し、クリックします。
照射録の一覧を印刷したい検査の日付を選択し、クリックすると
その期間の照射録の一覧が表示されます。
印刷すると、3枚ごとで、改ページされます。

24. カレンダー

トップ画面右上の [統計]ボタンの下に [CA]というボタンがあります。 


1)クリックすると、前、後月を含めて3ヶ月分が表示されます。
2)日曜日、祭日は 赤色表示です。
3)本日は、黄色い表示になっております。
4)日付をクリックすると、その日に入力された検査が一覧できます。


またトップ画面右最上段に[CA2]、[ CA3]、[ CA4]、[ CA5]と4つのカレンダーがあります日付をクリックすると、予定の入力画面になります。
入力は、適時改行してください。予定を入力すると、その日付は緑色になります。
入力されている、当月、翌月の予定は、カレンダー下にテーブル表示されます。

[CA]と[CA2]はダイナミクスにもリンクバーにボタンがあります。また[ CA3]はダイナミクス表紙の右上[予定]でリンクしています。

25. 眼圧のファイリング

1) 眼圧のファイルは、毎回ファィル名を変更する。
    (サンコン さんで対応予定)
2)RS_Baseで読み込んだファイルは、ファイルの頭にRS_ がつきますので、再度は読み込まれません。
ディレクトリがフルアクセスになっている必要あり)
3)読み込み先ディレクトリーは
基本情報 → (c)その他の画像を取り込むドライブで指定したディレクトリーです。
4)RS_Baseのインストールドライブに関わらず、
   c:\gazou のディレクトリーが存在する必要があります。
5)眼圧の正常値は 10 - 21 としました。
6)グラフ作成時の縦軸の MAX は 眼圧に関わらず40に固定しました。(40 以上はグラフからはみ出します)
7)データは public_html\labo の中の (BP)ID.txt に保存されます。(ダイナの血圧と同じファイルです)


読み込み動作の仕組み

1)RS_Baseで指定のディレクトリーから眼圧データを読み込み

c:\gazou に RS_Baseの血液データのフォーマットとして一旦、ファイルを作成します。

注)読み込まれた 眼圧データ.txt は RS_眼圧データ.txtという名前になりますので、名前が変わっていないようだと、読み込み指定のディレクトリーが間違っているか、そのディレクトリーが書き込み禁止になっているかのどちらかです。
2)ダイナリンクバーの in BP ボタンをクリックするか
      http://localhost/~rsn/labo_new1.cgi?BP にアクセスしてください。
以上で、ファイリングされます。
注)2)のアクションで、ブラウザのキャッシュが効いて、読み込まれない場合は、ブラウザのreload ボタンを一度クリックしてください。

グラフセットの作成は、"検索項目の更新"を行って、眼圧の項目をリストに追加してから、セットしてください。


現在は、眼圧出力のファイル名が同じなので、毎回ファイリングしなければいけません (^^;


26.pdfファイルのファイリング 

(興味のある方のみ)
pdf 一つのみファイリングされている場合、日付のところをクリックすると、ダイレクトにpdfファイルが開くようにしました。(ver1.723以降)

ただ、クライアント public_html 内に Acrobat Reader が必要です。

Acrobat Readerのプログラムのありかは、私の診察室のPCには、
C:\Program Files\Adobe\Acrobat 4.0 
というホルダー内に 3つのホルダー(Help Reader Resource)がありました。
  
1)Acrobat 4.0 のホルダーを pubulic_html にコピー
2)ディレクトリー名に、空白があるのはRS_Baseでは好ましくないのでAcrobat という名前に変更

public_html\Acrobat となります。
Acrobat のディレクトリー内には Help Reader Resourceがあります。

Acrobat Reader 自体のプログラムは、Acrobat\Reader\AcroRd32.exe 
ですので、RS_Base、基本情報内の、"Acrobat_Readerのディレクトリー"
の設定に、Acrobat/Reader/AcroRd32.exe (or Acrobat\Reader\AcroRd32.exe)と書き込んでください。

一旦登録後、入力に間違いが無い場合は、入力欄の横に (Reader_Exist)とでます。

(上記の方法でAcrobat Reader 5.0 でうまく行くかどうか未確認です)

設定は以上です。
pfd ファイルのみが一個あった場合に、日付のクリックで、すぐにpdfファイルが表示されます。pdf ファイルと jpg 画像があった場合は、画像ソフトで jpg画像が開きます。