RealSync を使用すれば、新たに作成、変更されたファイルだけバックアップされますので、一回のバックアップが1−3分で終了いたします。
バックアップの目的は二つ
- 使用中のPCのHDがクラッシュした時のためのデータすべてのコピー目的
- RS_Baseの検査データ管理ファイルが複数のPCからの同時書き込みによって障害されたときのためのバックアップ。
(なお画像データ自身は同時書込みなどの可能性はほとんどなく、HDのクラッシュ以外は障害は起きません。)
2)に関しては、RS_Base自体が検査データの管理ファイルのバックアップを各クライアントに自動作成しますので、ほとんどの場合そのバックアップファイルから修復可能ですが、それでもだめな場合は、Realsync によるバックアップ ファイルから修復します。
ちなみに、自動バックアップファイルは日にちごとに異なるファイル名でバックアップファイルを作ります(data2001(日付).csvというファイル名です)ので、一ケ月31日とすると31種類のバックアップファイルが保存されます。
今でこそ、他県の先生にもRS_Baseを使っていただいておりますが、上記の同時書き込みによるファイル障害の可能性があるので、RS_Baseを広めるのは当初気がすすみませんでした。そこで、
- 1)日にち単位での異なるバックアップファイルの自動作成
- 2)排他処理の強化
- 3)ファイル障害が起こったときの、バックアップファイルからの自動修復メニューの作成。
- 4)RealSync によるバックアップの徹底。
以上 1)−4)で、配布することを決めた次第です。
幸にも、最近のバージョンで、ファイル障害が起こったという先生はおられないのですが、排他処理を私のプログラムでやっておりますので、そのうち、何かが起こるかもしれません。バックアップのほどよろしくおねがい致します。
なお他にもバックアップソフトはありますが、それぞれの責任の元にお使いください。
(追加情報:1)
別Pc少なくとも別HDにバックアップがお勧めです
現在Pc1にRSBをインストールしているとします
ステップ1:別のPc2にもRSBをインストールし基本設定も行う
ステップ2:Pc1のpublic_html→Pc2のpublic_html
のバックアップ設定をするその際下記(追加情報:2)も参考にして下さい。
(追加情報:2)
バックアップ時に【2台のPCのサーバ機能を独自に保つには】
基本情報での設定情報は、各PCの
Users\rsn\public_html\init.dat に記載されていいます。
#1 バックアップ先のPCの時刻を 2100年くらいにしておいて、
一度 init.datをテキストエディターで開いて、保存する。 時計は再度戻す。
#2 あとは、バックアップ元から、Realsync などで、差分バックアックを行えば、新しいinit.dat は更新されません。
*注:Realsyncの【詳細設定】で
「最新ファイルは上書きしない」にチェックしておきます