1. 患者基本情報の転送
ダイナミクスの表紙下の「Send ID」をクリックするとその患者の基本情報がすべてRS_Baseに送られます。
ダイナミクスでは同一患者が複数カルテを持つ場合を想定して、下1桁を同一患者に当ててありますので、送られるID番号は下2桁までになります。たとえば、ID123の患者さんは123-0から123-9までの複数カルテを持つことができます。これは自費の場合や、保険が変わった場合などに有用です。したがって検査センターに検体を提出する場合、下2桁までのID番号(上記の場合123)で提出しないと同一患者のデータとは認識されませんのでご注意ください。初診時に「Send ID」を必ず押す習慣にされるとよいと思います。
所見入力画面での、所見入力欄の下に、受診間隔、患者名読みを表示させました。
(SXGA, XGA 共に表示されます。)
アクセス出来るようにしました。(セット 1- 6 )
RS_Baseで設定したグラフセットに、リンクバーからダイレクトにリンクバーのボタンの名前を変更したい場合は、リンクバーをデザインビューで開いてボタンを選択し_右クリックでプロパティー_ 書式のタグを選んで表題 を変更してください。
2. ダイナミクスの血圧をRS_Baseで取り込む場合
まず、最初は手動で、すべての血圧をRS_Baseに読み込ませなくてはなりません。
ダイナからのファイル出力
1)テーブル 受診症状血圧 を ファイル_ エクスポートで
テキストファイル、カンマ区切りにて保存
2)エクスポートされた モ受診症状血圧 .txtモを C:\gazou に
移動する。 C:\gazou\受診症状血圧 .txt となります。
3)ダイナのリンクバー上の In BP ボタンをクリックします。
(ファイル作成に5-10 以上かかるかと思います)
これを一度行っておくと、次回からは新規の血圧だけを出力すればいいですので、一週間分の血圧の出力は、リンクバーのOut BP をクリック、RS_Base への読み込みは In BP をクリック
以上で、完了いたします。
読み込んだ血圧を、検査項目のリストに追加するには
血液のグラフセットメニュー(「基本情報」→「グラフのセットの登録」の、
【検査項目リストの更新はこちら(時間がかかります)】
をクリックしてください。
以上で、血圧のデータをグラフのセットに追加できます。
尚、ダイナの脈拍は、体重(dyna)として出力されています。
私が、脈拍でなく、体重を入れているものですから.......。
血圧のデータを血液データのテーブルに表示するには、
データ表示日数 ボタンの横に、チェックを入れる、
あるいは、モ20件表示モボタンの横にチェックを入れてから
ボタンを押すことにより、血圧データ、脈拍データ(当院では体重)
が表示され、グラフ化も可能です。
当然、血圧&体重&血液データを同一のグラフとして、グラフ検査セットとして
組むことも可能です。
3リンクバーの「memo」ボタンについて
ダイナのリンクバー にも memo として追加しましたが、これはリンク先の
アドレスを変更していただく必要があります。
リンクバーをデザインビューで開いて、memo ボタンをクリックして
マウス、右クリックでプロパティーが開きます。
書式、ハイパーリンクアドレス のところで、
http://192.168.1.103/~rsn/rsn.cgi となっていますが、
192.168.1.103 の部分を各医院のRS_BaseサーバーのIPアドレスに
変更してください。
(覚え書掲示板は、あまり必要ないような気もしますが....)なお「管_理」パスワードはrsbです。
付:RS_Baseのトップ画面にリンクにも「覚え書」の掲示板がありますが、同一のものです。これは、あくまで院内LANで動く掲示板です。職員間の伝達事項などにおつかいください。
4.ダイナミクスの「定期」ボタンの利用法
特養でダイナを使う上で
左上にモ定期モというボタンがあります。(閉じるボタンはなくしました)
これは、2番目の受け付け画面と言えるもので、そこに特養の全患者を登録しており、それを使用して、全員の定期処方を作成するリストとして利用しています。
通常の受付は、状態が変わった患者さんを看護婦にリストアップしてもらうために使うため、もう一つの受付が必要となった次第です。
この受付(定期)は、各クライアントで別々の患者さんを登録できます。
みなさんも、意見書などを書かなくてはいけない患者さん等、特別な患者さんをリストアップしておくのに使えるかもしれません。
ちなみに、定期の受け付けで、モ入力モをとりますと、所見画面には受診時間ではなく、 モ定期処方するモ変わりなし。と自動で入りますのでご注意ください。
5.Dynamicsのバージョンアップへの対応
現在のダイナfor RS_Baseには、今までのものの上段メニューに
追加していたボタンも、リンクバーのメニューに付加してあります。
これで、ダイナのバージョンアップがあっても、
1)モジュール Dyna_to RS_Base
2)フォーム リンクバー
の二つをインポートすれば、RS_Baseバージョンとして使えると思います。
ただ、SXGAでないと、リンクバーの表示スペースがありませんが....。