RS_Baseのプログラムについて:

 

RS_Baseをインストールいたしますと、インストールしたディスクドライブに

Apache, Users, usr の3つのディレクトリーができます。

 

この3つのディレクトリーを他のPCにコピーするだけで、他のPCでも、RS_Baseが動作いたします。

 

さて、Apache, Users, usr の3つのディレクトリーですが、

 

【Apache】: Web(html)を表示させるためのプログラム

 RS_Baseではインターネットでのweb表示と同様の方法で、文字、画像を表示しますので、自宅のPCで動的にweb表示させる環境が必要になります。これを可能にするのがApacheというプログラム(Web Server)です。

 従いまして、RS_Baseでファイリングしたデータを表示する前に、使用するPC及び、RS_BaseのサーバーでApache を動作させておく必要があります。

(Apache のアイコンのダブルクリックして、プログラムを立ち上げます)

 

【usr】:Perl: RS_Baseのプログラムを動作させるためのプログラム

RS_Baseのプログラムを動作させるためには、プログラム言語Perl5 が必要になります。類似の他の言語として、VBasic, C言語, JAVA などのようなものがあります。

Perl5のプログラム自体は、C:\usr\local\bin\perl.exe ですが、RS_Baseをお使いになるにあたって、このperl5の言語を意識する必要はありません。

 

【Users】:RS_Baseのプログラム、ファイルが存在するディレクトリーです。

Users\rsn\public_html にすべての必要なファイルが入っています。

さらに、RS_BaseのサーバーとしているPCの

Users\rsn\public_html には、ファイリングしたデータすべてが保存されます。

 

以下、RS_Baseのサーバーのpublic_html 内の大まかなファイルを説明します。

 

○ 拡張子が cgi のファイルはRS_Baseのプログラムファイルです。

 

○ Imfidx11: のホルダー内に、心電図以外の画像ファイルが保存されます。

 

○ ecg: ホルダー内に、フクダME,フクダ電子の心電図ファイルが保存されます。

 

○ data: ファイリングされた検査情報ファイルが保存されます。

 

○ backup: ホルダー内に検査情報ファイルの自動バックアップが保存されます。

 

○ labo: ホルダー内に血液データのファイルが保存されています。

      (注: ID.txt 院外検査、 IDa.txt 院内検査 ファイルです)

 

 

【バージョンアップ方法】:

RS_Baseのメーリングリストで、バージョンアップファイルのアナウンスがありますと、ファイルをダウンロードしてください。そのファイルを解凍いたしますと、そのバージョンのホルダーが作成され、その中に多くのバージョンアップファイルがあります。

そのたくさんのファイルすべてを選択し、前出の Users\rsn\public_html 内に

コピーしてください。このとき、上書きしますか?と聞いてきますので、すべて上書きしてください。

 正常にバージョンアップされますと、RS_Baseトップ画面最下部のバージョンが変わります。

 

【RS_Baseのデータのバックアップ方法】:毎日必ず行いましょう

RS_Baseのサーバーの Users ディレクトリーにすべてのファイルが入っていますので、このUsers ディレクトリーをバックアップする必要があります。

 

毎日、すべてのファイルをバックアップすると大変ですので、

http://www.takenet.or.jp/~ryuuji/realsync/ などを利用して更新、追加されたファイルのみをバックアップするようにしましょう。

 

 

【予約語に関して】:RS_Baseをネットワーク環境で使う場合

以下の文字列を含んだ単語を、PC名、ドライブ名 共有名に使用すると、RS_Baseは動作しませんので、御注意ください。

 

.bmp   .dcm   aiueo   basic_inf   caution   cpx150   day_s   delete_chash

dicom   DVD   ecg   echo   mergent   emergent1   EUB600   fiber

fiber_dummy   filing   F-ME   gamma   gazou_set   graph_same   hitachi

holter   int   intro   iroha   kensa_setup   koumoku_color   labo_junjo

labo_nondisp   matome   memo   move_g   name   osiris   patient

personal   photoed_s   PICO   picture   procedure   rs_base   search

set_graph   set_up   shoukai   show   sindan   sketch   snap   sort_top

space   vix

 

 

【RS_Baseの検査の予約語】

以下の検査名は、RS_Baseでは、特殊動作をする検査名ですが、インストール時には登録されていませんので、必要に応じて登録してください。

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当院検診      :検診レポートの作成に必要です。

HDS-R       :長谷川式の痴呆評価です。

SRQ-D       :うつ病の簡便評価です

更年期問診     :更年期の問診、評価です

前立腺問診     :前立腺肥大の問診、評価です。

75gOGTT      :手動入力による75gOGTTグラフ表示です。

HolterECG      :フクダMEのホルター心電図のファイリング名です

検査歴       :他院からRS_Baseのデータをもらったときの登録名です

心電図(D)      :フクダ電子の心電図

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その他、心電図(フクダME社製心電図)、紹介状紹介の返事診断書患者サマリは予約語ですので、心電図(jpg)や、他院からの紹介状を(jpg)で保存する場合は、他の検査名(心_電_図、紹_介_状 など)での登録をお願い致します